名前 : 加藤 寛 性別 : 男 年齢 : 83歳
1926年岩手県生まれ 慶應義塾大学経済学部卒。慶應義塾大学経済学部教授、慶應義塾大学総合政策学部教授・同学部長、千葉商科大学学長を経て、2008年より現職。
民主党政権に代わって数ヶ月経過したが、これまでの政権運営はいかに評価できるだろうか。 まず、政治主導で新たな試みに挑んでいる姿勢は評価できるが、個別の政策ばかりが一人歩きしており、それら各政策を貫く軸となるマクロの視点の欠如が懸念される。政府として日本をどうするか、という目標をまずはしっかりと打ち出さねばならない。 次に、上記の視点の欠如も影響して、現政権がいかなる分野の産業に投資すべきかの指針が定まっていない点も問題である。 さらに、沖縄基地問題を巡っての政府の対応も問題である。政府は反対意見を押さえ込むための時間稼ぎをしているだけであり、根本的な解決には到底至らない。 以上の点から、民主党政権が成果を挙げたと評価することはまだ出来ない。
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2010年の日本経済を考える時、最近の政府によるデフレ宣言は重要である。その宣言に有効な対策をとらない日本銀行はナンセンスだが、その問題に政権与党として民主党が踏み込めていないことはさらに理解できない。 ただ、その民主党の態度の要因が、国民新党・社民党との連立による影響であるとするならば、連立解消も視野に入れるべきではないか? 少なくとも、来夏の参院選を睨んでの迎合であるとしたら、その態度こそが選挙の敗北に繋がるということを鳩山氏・小沢氏ともに認識すべきである。
ブライアン・カプランが著書『選挙の経済学』において、”表では国民に迎合し、裏では国民を欺く”嘘つきの政治家の登場を危惧しているが、今回の総選挙に おける自民・民主両党のマニフェストを見ると、その危惧が現実化しているかのように感じる。きれい事ばかりのマニフェストでこの国は変わらない。 (2009.09.09 11:00掲載)
民主党政権をどう評価するか
民主党政権に代わって数ヶ月経過したが、これまでの政権運営はいかに評価できるだろうか。
まず、政治主導で新たな試みに挑んでいる姿勢は評価できるが、個別の政策ばかりが一人歩きしており、それら各政策を貫く軸となるマクロの視点の欠如が懸念される。政府として日本をどうするか、という目標をまずはしっかりと打ち出さねばならない。
次に、上記の視点の欠如も影響して、現政権がいかなる分野の産業に投資すべきかの指針が定まっていない点も問題である。
さらに、沖縄基地問題を巡っての政府の対応も問題である。政府は反対意見を押さえ込むための時間稼ぎをしているだけであり、根本的な解決には到底至らない。
以上の点から、民主党政権が成果を挙げたと評価することはまだ出来ない。
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建設的な政権運営の為に連立解消も辞するな!
2010年の日本経済を考える時、最近の政府によるデフレ宣言は重要である。その宣言に有効な対策をとらない日本銀行はナンセンスだが、その問題に政権与党として民主党が踏み込めていないことはさらに理解できない。
ただ、その民主党の態度の要因が、国民新党・社民党との連立による影響であるとするならば、連立解消も視野に入れるべきではないか?
少なくとも、来夏の参院選を睨んでの迎合であるとしたら、その態度こそが選挙の敗北に繋がるということを鳩山氏・小沢氏ともに認識すべきである。
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衆院選マニフェストへの危惧
ブライアン・カプランが著書『選挙の経済学』において、”表では国民に迎合し、裏では国民を欺く”嘘つきの政治家の登場を危惧しているが、今回の総選挙に おける自民・民主両党のマニフェストを見ると、その危惧が現実化しているかのように感じる。きれい事ばかりのマニフェストでこの国は変わらない。
(2009.09.09 11:00掲載)
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